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神奈川区版 公開:2017年6月1日 エリアトップへ

NPO法人こらぼネット・かながわの事務局長としてスタンプラリー大会を開催する 辻 矛(まゆみ)さん 西区在住 59歳

公開:2017年6月1日

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遊園地よりも地区センへ

 ○…6月2日の横浜開港記念日にあわせ、管理・運営する区内14施設で「0602イベント」を開催するNPO法人の事務局長。神奈川公会堂などを巡るスタンプラリー大会は、全国都市緑化フェアをテーマに区制90周年を記念して行われる。2005年の設立当時から「遊園地よりも地区センターへ」が合言葉だ。「行政と一緒に90周年を盛り上げたい」とほほ笑む。

 ○…広島県出身。幼いころから伝記などを読むのが好きだった文学少女は、転勤の多さを心配した父に進められ、中学から親元を離れた。「学校の寄宿舎が関西にあって自然とタイガースファンになった。応援には鳥谷選手のユニフォームが欠かせないわ」とうれしそうに阪神愛を語る。高校時代に始めた茶道は表千家・台天目の免状を持ち、施設イベントでお点前を披露することもある。

 ○…大学進学で上京。大化の改新について研究し、卒業後も学内で古文書を解読するバイトを続けた。結婚後、七島町で約20年過ごした。その間、息子たちをボーイスカウトに入隊させたのを機に、自らもビーバースカウト隊長として子どもたちを率いたほか、浦島小ではPTA副会長も務めた。「あのころの地域活動で培った人脈が財産になっている」と振り返る。17年前にNPO法人の前身となる区民利用施設協会の事務局で働き始めた。スカウト活動の経験を生かし、「七福館めぐり」や「スタンプラリー」などを人気イベントに育ててきた。

 ○…晩酌が息抜き。日本酒のストックは欠かさない。「施設には休館日があるけど、私に休肝日はない」と笑う。中学時代から集める御朱印帳は5冊に。時間ができたら写経にも挑戦したいと考えている。大好きな歴史のまち・神奈川区で働けることに感謝の日々だ。世代交代も視野に入れるが、イベントを通じた地域活貢献活動など、今後もNPO法人としての使命を全うする。

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