市政報告 核兵器廃絶条約が採択 日本共産党横浜市会議員 宇佐美さやか
国連で7月7日、核兵器に関する画期的な条約が122カ国の賛成で採択されました。
その条約は「核兵器を持つことだけでなく、研究・開発も、核による他国への威嚇も許されない」という内容が含まれ、戦後ヒバクシャのみなさんが72年にもわたり願い続けた「生きているうちに、世界中から核兵器をなくしたい」という声に、国際社会が応えたことになります。
しかし、世界で唯一の戦争被爆国でありながら、日本政府は、この会議を欠席しています。更に、条約に加盟しないとまで明言しています。
この日本政府の対応は、ヒバクシャのみなさんはもちろんのこと、世界中の核兵器廃絶の運動をされているみなさんをも悲しませたことになります。
市長も国際署名に応じよ
今、全世界で『ヒバクシャ国際署名』が数億の目標で、集められています。横浜でも、多くの方々から賛同いただき、ぞくぞくと集まっていますが、残念なことに、林文子市長は、署名に応じていません。7月の市長選の時も「国の動向を見て対応」と、市民団体のアンケートに回答されています。
林市長も加盟している平和首長会議は、このヒバクシャ国際署名に賛同・協力することを2016年の総会で決定しています。市長の態度は、この決定に反していることは、明らかです。このままで良いはずがありません。市長に国際署名に応じるよう、市民と共に議会で厳しく追求していきたいと思います。
戦後72年経ち、あらためて核兵器も原発もない平和で安心して暮らせる社会にしていくために、議会のなかでも頑張ってまいります。
|
|
|
|
|
|