神奈川区版 掲載号:2017年10月12日号
  • googleplus
  • LINE

芥川賞作家新井満さん 「第二の故郷に恩返しを」 かなっくホールで代表作披露

文化

『千の風になって』を歌う新井さん
『千の風になって』を歌う新井さん
 数年前に神奈川区中丸から北海道七飯町へ移住した芥川賞作家で作詞・作曲家の新井満さん(71)が10月4日、かなっくホールで行われた歌声サークルの催しに特別ゲストとして登場。約300人の観客を前に、ユーモアあふれるトークを交えながら代表作『千の風になって』などの朗読と歌を披露した。

 神奈川区は、新井さんが大手広告会社に勤務しながら約30年間にわたり執筆創作活動をしていた思い出の地だ。「子どもたち3人は斎藤分小に通っていたのよ」と講演を会場で見守っていた妻の紀子さん。今回の講演は、近所に住んでいた横浜歌声の会「涼風」の石原裕子代表が、同会の主催するイベントへの出演依頼を続けてきたことが契機となった。

15分で作曲

 芥川賞作家の新井さんは2001年、妻をがんで亡くした故郷・新潟市の友人を慰めるため、後に日本レコード大賞(作曲賞)を受賞する『千の風になって』を作った。「北海道の山小屋の中でギター片手に15分ほどで作曲した。詩は、追悼文集の中にあった英詩を和訳した」と代表作にまつわるエピソードを語り、朗読と歌を披露。「死者の分まで元気に生きてあげることが最高の供養だ」と歌に込めたテーマを説明した。

 会場では、アイヌ語で「あなたに会えてよかった。あなたの心にそっと触れさせてください」という意味を持つ『イランカラプテ』も披露。幸せとは何かについて【1】健康な体【2】最低限の金【3】健全な心【4】パートナーの存在―の4つを挙げ、観客にメッセージを送った。

 「神奈川区に新井さんが住んでいたことを知ってもらえて良かった」と石原会長。現在、駒ケ岳が美しく見える大沼湖畔に住んでいる新井さんは「第二の故郷への恩返しだと思って神奈川区へやってきた。会場の反応が良く楽しかった」と感想を述べた。

神奈川区版のトップニュース最新6件

文部科学大臣から表彰

幸ケ谷共育俱楽部

文部科学大臣から表彰

12月14日号

「野菜の移動販売」スタート

菅田ハイツ自治会

「野菜の移動販売」スタート

12月14日号

民泊新法受け条例案

横浜市

民泊新法受け条例案

12月7日号

「振り込め詐欺」手口巧妙に

事務負担 軽減化進む

市教職員

事務負担 軽減化進む

11月30日号

文部科学大臣から優良表彰

大口台小PTA

文部科学大臣から優良表彰

11月30日号

12/16家族葬の個別相談会

知っておきたい最近の葬儀についてご説明いたします

http://www.sougi-itabashi.co.jp/

<PR>

神奈川区版の関連リンク

あっとほーむデスク

神奈川区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

市民防災センターで20万人突破

市民防災センターで20万人突破

1月31日まで記念イベント

12月1日~1月31日

神奈川区版のイベント一覧へ

最近よく読まれている記事

コラム一覧へ

神奈川区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2017年12月14日号

お問い合わせ

外部リンク