社会福祉法人孝楽会(引地孝一理事長)が運営するけやき農園=菅田町=で10月26日、幸ヶ谷幼稚園(木元茂園長)の園児約80人が芋ほりに挑戦した。
園児たちは手やスコップを使って土をかきだし、芋が土から顔を出すと、力いっぱいツルを引っ張って掘り起こした。「先生!大きいお芋がとれたよ」と所々で園児の声が響いていた。園児たちは掘り起こした芋を持ち帰り、蒸かし芋などにして食べた。同幼稚園では、干し芋に挑戦する予定だ。
木元園長は「素手で土をさわり、自然とふれあう体験は貴重な機会。収穫体験をさせていただけることに感謝したい」と話した。
地域で農作業
孝楽会は福祉と地域農業の融合をテーマに、2009年に3000平方メートルの農地を借り、「けやき農園」をスタートさせた。農作業は地域の人が行っており春夏秋冬の旬な野菜を栽培している。福祉施設や幼稚園などに農業体験の場としても提供。同幼稚園の園児たちは、収穫体験をした代わりに、歌や踊りを披露し、交流している。
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