来年開業40年を迎える横浜スタジアムの改修工事を前に23日、大洋ホエールズ時代から現在の横浜DeNAベイスターズまでの選手による「ハマスタレジェンドマッチ」が初開催された。ホエールズ時代の選手が中心の「チームヨコハマ」と、日本一に輝いた当時の選手が中心の「チーム1998」に分かれ、2万3000人のファンを沸かせた。
ヨコハマは先発・平松政次さんから齊藤明雄さん、遠藤一彦さんと続く夢の継投で、バットでは2000本安打の松原誠さんらが快音を響かせた。一方の1998も最終回に”大魔神”佐々木主浩さんが登板。日本一を決めた谷繁元信さんとのバッテリーで筒香嘉智選手を見事に打ち取った。
試合は3対2で1998が勝ち、MVPに選ばれた佐伯貴弘さんは「このユニフォームでここに立つことはもうないと思っていた。本当にありがたいこと」と笑顔であいさつ。1998を率いた権藤博監督は「懐かしい顔が揃って同じベンチで野球をやるのはとても楽しかった。またやりたいね」と意欲を語った。
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