障がいのある人によるパン・菓子コンテスト「チャレンジドカップ」の決勝戦が12月9日、国際フード製菓専門学校=西区=で開催され、菓子部門でNPO法人アスタ荏田=都筑区=の「発酵食品みそdeシフォン」が銀賞を受賞した。
同大会は2003年、横浜のパン・菓子製造者の小さな集まりの小さな一言でスタートした。以来、障がいのある人たちがパン・菓子の日本一を決める「夢のコンテスト」として知られるようになった。
8回目となった今大会も櫛澤電機製作所=入江=が事務局を担当。パラリンピックで計15個の金メダルを獲得した成田真由美さんが実行委員長として携わり、審査委員は人気菓子店・リリエンベルグの横溝春雄さん=写真右=らが務めた。
決勝戦には、書類審査と製品審査を通過したパン部門9チームと菓子部門8チームが駒を進めた。出場者はパンや菓子を製造し、その工程や製品の完成度を各審査員が審査した。
パン部門の大賞は「ななかまど」=北海道=の「道産粉田舎パン」。菓子部門の大賞は「つビい工房・杜の風」=山梨県=の「山くるみマドレーヌ」だった。
菓子部門で銀賞に輝いたチーム「アスタ荏田」は、得意のシフォンと自家製味噌で勝負。4年前のアイデア賞を上回る結果に「まさか銀賞をもらえるなんて」と喜んでいた。
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