横浜市立浦島丘中学校(和田秀昭校長)で2月15日、恒例の「資源回収委託式」が行われた。
これは、家庭や地域と連携し、国際的な環境問題に対する意識を高めようと始まった取り組みで、23年前に廃品回収としてスタート。現在は、アルミ缶と牛乳パックを1年かけて回収しており、業者に売った金額がマリ共和国の植林活動に役立てられている。今年はアルミ缶250kg(1万3125円)と紙パック850kg(1万3249円)がNPO団体「サヘルの森」へ寄付された。
また、同校では総合の時間を利用して1年次に「環境学習」に取り組む。当日は、事前に選ばれた代表3チームが「牛乳パックで紙をすきました」(菊地麻衣さん、駒田光紗季さん、曽恵さん、相馬知花さん)「森林伐採」(朝倉一希さん、安藤亮太さん、山田陽一朗さん)「浜豚(ハマポーク)について」(運天穂香さん、遠藤佳奈さん、田村奈樹さん、長沼鈴乃さん、織田樹和さん)を発表し、1年の成果を披露した。
その他、環境をテーマにしたマジックショーなどで300人ほどの観客は盛り上がっていた。
和田校長は「地域や保護者の協力で今年も寄付ができた。生徒は学習発表を通じて、環境に対する意識を高めている。今後も力を合わせて継続していきたい」と話している。
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