神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
神奈川区版 公開:2011年5月5日 エリアトップへ

神奈川スポーツセンターの新所長 大須賀 和久さん 横浜市緑区在住 48歳

公開:2011年5月5日

  • LINE
  • hatena

スポセンを憩いの場に

 ○…スポーツセンターは、公共の施設として横浜市内18区に一つずつある。4月1日付けで「神奈川」の所長に就任し、30名のスタッフとともに区民のスポーツ文化の普及に取り組む。「三ツ沢球技場の近くにあるためか、スポーツに対する意識が高い」というのが、神奈川の第一印象。案外知られていないが、筋力トレーニングなどの運動分野のみならず、写真や絵などの文化教室も行われている。「子どもからお年寄りまで、多くの方が楽しめるような地域コミュニティの場にしたい」

 ○…出身は川崎市。転勤族の父の影響で、全国各地で過ごした少年時代。横浜との関わりは、父の単身赴任を機に移住した中学時代から。入学時は142cmしかなく、「まさか180cmまで高くなるとは思わなかった」と振り返る。その後、新設されたばかりの田奈高校へ進学。バレー部に入ったが、まだ体育館はなかった。「部員たちで畑を整備し、コートを手作りしたのが一番の思い出です」

 ○…「ものづくりよりも人づくりがしたい」。教員の道を志し、日本体育大学で学んだ。冬休みの間は、得意のスキーを活かし、福島でインストラクターもしていた。「ホームゲレンデは今も福島。親類もいるので、今回の大震災には大変胸を痛めている。早く復興してもらいたい」と切に願う。気付けば早々に現地へ駆け付け、ソチ五輪出場が期待されている福島出身の大学生を、自宅に下宿させていた。

 ○…「より専門的な指導をしたい」と、中学校職員を経てスポーツセンターの指導員になった。以来、6つのセンターを渡り歩き、「一人でも楽しめる球技」「インラインスケート」などを立案。昨年まで、市体育協会の本部事務局で市民向けイベントに携わっていた。「こんな時代だからこそ、人とのつながりは大切。井戸端会議ができるような、アットホームな施設を作っていきたい」と意欲を燃やす。
 

神奈川区版の人物風土記最新6

小谷野 貴弘さん

南神大寺小学校の創立50周年記念事業実行委員長を務めた

小谷野 貴弘さん

神大寺在住 42歳

3月28日

竹内 一郎さん

能登半島地震の医療災害対策本部DMAT本部長を務めた

竹内 一郎さん

横浜市立大学附属病院勤務 51歳

3月21日

近藤 真さん

火災への適切な初期対応で、神奈川消防署から感謝状表彰を受けた

近藤 真さん

西寺尾在住 72歳

3月14日

三善 幸夫さん

能登半島地震の緊急消防援助隊神奈川県大隊の第一次派遣で大隊長を務めた

三善 幸夫さん

神奈川消防署副署長 60歳

3月7日

冨樫 剛一さん

2月1日から横浜F・マリノスユースの監督を務める

冨樫 剛一さん

横浜市出身 52歳

2月29日

朝飛 大さん

柔道場「朝飛道場」の館長で、横浜スポーツ表彰・優秀指導者賞を受賞した

朝飛 大さん

平川町在住 61歳

2月22日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 2月29日0:00更新

  • 2月15日0:00更新

  • 2月1日0:00更新

神奈川区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

神奈川区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年3月28日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook