東海道ガイド会が10周年 一龍斎春水氏招き歴史講談も
NPO法人神奈川東海道ウォークガイドの会(藤森則昭会長)が発足10周年を迎え、それを記念して日本橋〜箱根宿でボランティアガイドを順次実施中だ。7月9日(土)には「ガイドと歩く神奈川宿」を行い、女性講談師・一龍斎春水氏らを招いた講演会も開催する。
同会は平成13年に東海道宿制定400年にあたり結成された。会員数は神奈川区からの参加者も含め現在67人。江戸日本橋から箱根旧街道へと続く武蔵・相模の東海道と10の宿場を中心にガイドしており、東海道の歴史や文化、町づくりや道づくりを語り伝えることを目指して毎月活動している。コースはいずれも10Km程度。藤森会長は「歴史的興味と健康の保持、その両方が味わえるのが魅力です」とウォーキングの楽しみ方を話す。
ウォークガイドは今年もスタートしており、品川、川崎を経て9日に神奈川宿ガイドが行われる予定。神奈川宿コースでは、神奈川郷の総鎮守熊野神社を出発点に、浦島伝説の残る慶運寺、戦国時代の古戦場権現山、アメリカ領事館が置かれていた本覚寺などの史跡をガイドしながら上台橋まで歩く。集合は京急神奈川新町駅9時30分。雨天決行。弁当持参となる。
また、同会ではウォークガイドに引き続き13時30分〜16時に、10周年記念講演会を県社会福祉会館2階講堂で開催する。市歴史博物館学芸員である斉藤司氏の講演「東海道等と神奈川宿」と、女性講談師の一龍斎春水氏による歴史講談「杉山和一 苦心の管鍼」が予定されている。
ガイド参加費500円。講演会は無料。申込予約は氏名・〒・住所・電話番号を明記の上、【FAX】045・785・4668村田秀雄さん又は【メール】yoyaku@k-tokaido-guide.comまで。詳細は同会ホームページ。
|
<PR>
|
|
|
|
|
|