神奈川スポーツセンター(大須賀和久所長)=神奈川区三ツ沢上町=が主催して3月18日、赤ちゃんによる5m競走「はいはいキング」大会が行なわれた。
同大会は、子育てや子どもの居場所づくりの支援事業の一環として企画されたもので、市内で初めて「公式ルール」を策定し、これに則って開催された。
今回採用された公式ルールは、近い将来の市大会の開催を目指しており、横浜市陸上競技協会の公式審判員がタイムを計測するなど、競技性を重視して作られた。立ったままのゴールは認められず、「はいはい」又は「ずりばい」でのゴールが公認された。
会場の神奈川スポーツセンター第3体育館にはマットが敷かれ、参加した区内在住の赤ちゃん29人とその保護者たちが、月齢による5つのカテゴリーごとに競技を楽しんだ。「よーい、はいはい」の掛け声で一斉スタートするはずが、同時に寝てしまう赤ちゃんや、泣いてしまう赤ちゃんもいた。保護者は1つだけおもちゃを使用することができるので、「絵本」「リモコン」「ペットボトル」などを持参し、一生懸命に応援する姿もあった。
大須賀所長は「一生に一度しかない『はいはい時期』を親子で楽しみ、人生初のスポーツ競技を大切な思い出にしてもらいたい」と話している。なお、現在の世界記録は18秒09のサカイリョウタちゃん(10ヵ月)。
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