神奈川大学横浜キャンパスの大学祭・神大フェスタ実行委員長として活躍する 渡辺 信也さん 斎藤分町在住 20歳
地域と学生つなぐPD(プロデューサー)
○…2年前、入学式前日に実行委員会の門を叩いたときには既に「神大フェスタの実行委員長になりたい」と夢見ていた。「実行委員と学生が一緒に作り上げ、地域の人に楽しんでもらいたい」。神大フェスタ史上最高の2万3000人が来場した昨年を超えるべく「Step up★」というテーマのもと、141人の仲間とともに11月3日・4日の開催に向け準備に奔走している。
○…。「『亀田製菓』でおなじみの新潟県亀田町生まれですが、新潟の冬は寒くて好きじゃない」。2人の姉にしょっちゅう泣かされる泣き虫な末っ子だった。「『涙の数だけ強くなれるよ』って歌、もしそうなら僕は人類最強です」と笑う。中・高では生徒会の役員として学校行事などを積極的に企画・運営してきた。「体育会にはないやりがいや面白さがあります」
○…神奈川大学工学部機械工学科では、バネや金属加工、強化プラスチックについて勉強している。「今はフェスタの準備で精一杯」と、まだまだ卒業後の進路は明確にはなっていないが「今の勉強とはあまり関係ないですけど、教師として教育現場で働くことにも興味があります」と語る。文化祭以外で夢中になっていることと言えば「食事にお金をかけること」。アボカドにサーモンを乗せて食べてみたり、鯛1尾買ってまるごと調理したことも。「次は伊勢えびです」と夢を膨らませる。六角橋商店街では、商店街プロレスなどの運営を手伝うこともしばしば。「あったかい人たちばかりです」とにっこり。
○…「自分たちも楽しみたいし、みんなにも楽しんでもらいたい」というモットーで、学生が活躍できる場を作り、来場者が楽しめる文化祭にしようと1年間準備してきた。「『神大フェスタってけっこう面白いじゃん』と、初めて来た人にもまた行きたいと思われるような文化祭にしたいです」。地域と学生をつなぐショーの幕が開ける。
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