横浜駅東口の通称「ヨコハマポートサイド地区」=大野町・栄町・金港町周辺=の住人たちは、マンションの垣根を越えたイベントを企画し、共助の観点で地域交流を行っている。11月18日(日)には「ポートサイド公園フェスタ」と題した焼き芋大会が行われる。
同地区は、1990年代からアート&デザインの街をコンセプトに再開発が行われ、オフィスビルや高層マンションなどが立ち並ぶ地区となった。現在は、約20棟のマンションが林立し、3千戸・8千人が住んでいる。
バザーやラジオ体操、百人一首など、年間を通じて様々なイベントを主催するのは、ポートサイド公園愛護会(上山哲郎会長)だ。同会は、各マンションの憩いの場となっているポートサイド公園の清掃ボランティア40人で運営されている。上山会長は「管理組合は所有者団体のため、賃貸の割合の多い同地区のマンションでは、地域交流の必要性が叫ばれていた」と団体設立の経緯を話す。
同じ悩みを持つマンションは多く、7年前から本格的に合同イベントを企画。地元の学生や店舗、法人などにも呼びかけ横のつながりを広げている。参加者は「顔見知りになることで、防犯につながっている」「外出する機会が増えて、孤立しなくなった」と喜ぶ。
18日は焼き芋大会
「ポートサイド公園フェスタ」が18日午前10時から行われる。会場には煉瓦づくりの石焼窯が登場。「焼き芋」(1本100円)が販売される他、七輪で北海道産「サンマ」(1匹100円)を焼くこともできる。問い合わせは花田さん【携帯電話】090・7189・3508。
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