神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
神奈川区版 公開:2013年3月28日 エリアトップへ

60周年を迎える大口・七島地区社協の会長として町を盛り上げる 江森 一郎さん 大口仲町在住 70歳

公開:2013年3月28日

  • LINE
  • hatena

今できることを続ける

 ○…4月で60周年を迎える地区社協の会長を4期8年務めてきた。「最初は『社協』という組織自体、地域の人に知られていなかった」。住民と直接話し合ってアンケートを実施し、積極的に意見を吸い上げた。現在では、地域まつりや盆踊り大会、お楽しみ会など年間10回ほどのイベントを企画・運営し、町を盛り上げる。「ここ10年で地区社協の骨格はできたと思う」と笑顔で振り返る。

 ○…幼少期は北鎌倉の曾祖母宅へ疎開していた。お人好しな性格で「裕福ではなかったのに友だちにお菓子を配ってしまうから、曾祖母が3日間食事を我慢していたこともあった」というエピソードも。中高は野球づけの日々。Y校野球部では「大口のイチロー」としてピッチャーで活躍。野球嫌いの担任には「『今しかできないことをやるべきだ』と言ったよ」。卒業後、東急百貨店に入社予定だったが入社式に寝坊。家業の印刷屋を継ぐこととなった。

 ○…選挙管理に携わったことがきっかけで町内会に関わるように。町内会長も14年間務めており、「連合町会の協力あっての地区社協」と深くうなずく。モデル地区として、高齢者支援・防災・世代間交流を進めるため1カ月に何度も会議を開いたこともあった。自身の会社の壁を利用して電子掲示板を設置し、地域情報やイベントの様子を流しているが「昔の街頭テレビのようにもっと設置できれば」。現在は、自分のアイディアで設立したミニボランティアセンターの周知や体制作りに奔走中だ。

 ○…3年半前に脳出血で身体が不自由になってからは、毎週ラポールに通って仲間と水泳や卓球を楽しむ。「私が息子たちにしていたように、彼らも孫たちを頻繁に旅行に連れて行っている。良いことはやめないことだね」と微笑む。「長く務めすぎると下が育たない。今まで築き上げてきたものを次の担い手につなげていきたい」と、更なる発展を見据える。

神奈川区版の人物風土記最新6

久保田 剛さん

この春から神奈川警察署の署長を務める

久保田 剛さん

神奈川在勤 58歳

4月18日

浅原 誠治さん

4月1日にオープンした多目的アリーナ「横浜BUNTAI」の館長に就任した

浅原 誠治さん

中区在勤 52歳

4月11日

福田 茂さん

4月1日付で神奈川消防団の団長に就任した

福田 茂さん

幸ケ谷在住 65歳

4月4日

小谷野 貴弘さん

南神大寺小学校の創立50周年記念事業実行委員長を務めた

小谷野 貴弘さん

神大寺在住 42歳

3月28日

竹内 一郎さん

能登半島地震の医療災害対策本部DMAT本部長を務めた

竹内 一郎さん

横浜市立大学附属病院勤務 51歳

3月21日

近藤 真さん

火災への適切な初期対応で、神奈川消防署から感謝状表彰を受けた

近藤 真さん

西寺尾在住 72歳

3月14日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月18日0:00更新

  • 2月29日0:00更新

  • 2月15日0:00更新

神奈川区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月20日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook