地域イベント部隊「奔太之会(ぽんたのかい)」リーダーとして地域イベントを盛り上げている 高橋 理恵さん 松見町在住 43歳
いつまでもガキ大将で
○…地域イベント部隊「奔太之会」を、8年前に結成。以来、園児から中学生までの子どもたちと共に、ダンスや盆踊りの太鼓、ソーラン節などに取り組んでいる。地元自治会の盆まつりや湊フェスタ、区民まつりなど区内の様々なイベントに参加。今や盛り上げ役として、引っ張りだこの存在だ。その傍ら、地域の介護福祉施設なども訪問。ダンスを披露するほか、入居者たちとの交流も欠かさないため人気となっている。
○…もともとは、港北小学校の「はまっ子」スタッフとして地域住民を巻き込んで、ハロウィーンイベントなどを行っていた。しかし、「はまっ子」は強制力がなく自由参加の組織。その後も継続してイベントに参加するのは難しかった。そこで自ら「奔太之会」を設立。地元の自治会に働きかけ、盆踊りの太鼓役をやらせてもらうようになった。その後、ソーラン節やダンスなど、活動の幅を広げていった。「興味を持ったらなんでもやってみる性格」と自ら分析する。
○…子どもたちの衣装は、基本的に手作り。古着などを活用しながら、一人ひとりに合わせたサイズで作っている。歴代の衣装は自宅に保管しているため、その量は膨大だ。「夫がウチは衣裳部屋じゃない、と嘆いている」と笑う。そんな夫も、イベントで使用する音楽を編集してくれるなど協力的で、2人の息子は元メンバー。「家族の理解があってこそ、活動ができる」と何度も口にする。
○…子どもに負けないよう週に3回以上はジムに通い、10Kmのウォーキングを欠かさない。「歩きながら、次のイベントでやるダンスの振り付けを考えている」と言うほど、「奔太之会」が生活の大部分を占めている。「成長する姿を間近で感じることができる。それが自分の生きる源なんです」。どのようなイベントも、まずは自ら動く。いつまでもガキ大将として子どもたちを引っ張り、その成長を見守り続ける。
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