アイスホッケーで日中友好 「山海楼」店主が親善企画
市内外で中華料理店「山海楼」を経営する(株)新世紀商事(翁為栄(おんういえい)代表)=本社・神奈川区二ッ谷町=が主催して11月12日・13日、アジアリーグアイスホッケーの公式戦・東北フリーブレイズ対チャイナドラゴン(中国代表)を新横浜スケートセンターで開催する。横浜市と中国大使館が後援。この親善試合は、横浜上海友好都市提携40周年を記念し、震災復興のチャリティーマッチとして行われるもの。12日の試合前には、中国四川省大地震と東日本大震災に対する寄付セレモニーも行われる予定だ。
翁さんは、来日して二十数年。中華料理店の名物支配人として知られる一方、「日本と中国の懸け橋に」をモットーに、社会貢献活動に努めている。特に、中国四川省大地震と東日本大震災については、チャリティーパーティーを開催するなど、継続して支援を続けてきた。「山海楼プレゼンツ日中友好・震災復興チャリティマッチシリーズ」と題されたこの試合には、そんな翁さんの想いが込められている。
きっかけは、親交のあった東北アイスホッケークラブ(株)(中村考昭社長)から、親善試合の主催を持ちかけられたことだった。東北フリーブレイズは、中国代表チーム「チャイナドラゴン」に監督・選手5人をレンタル移籍するなど、中国のアイスホッケー普及に尽力している。それを知った翁さんは「スポーツを通じて日中友好を深めたい」と受諾。現在は4千人の観客動員のため東奔西走。横浜市と中国大使館の後援を取付け、これまで60社の協賛を得た。「試合当日まで努力します」。11日には前夜祭として山海楼新横浜店に両チームの選手らを招いて交流を図る。
翁さんは「日中関係がアイスホッケーを通じて改善し、共に成長することを願っています。応援してください」と話している。
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