六角橋北町シャインズ 市ソフト大会で優勝 異例の早さで1部昇格
「平成26年度横浜市民体育大会ソフトボール競技春季大会 男子2部」が5月18日、神の木公園野球場で行われ、六角橋北町シャインズが優勝した。昨年行われた秋季大会で優勝し2部に昇格したばかりのチームが、異例のスピードでの1部昇格を決めた。
年2回、春と秋に行われているこの大会。1部から3部まで約90チームがトーナメント形式で争い、上位2チームと下位2チームが入れ替えとなる。六角橋北町シャインズは男子2部トーナメント戦に出場した。
浜松キャビン(西区)との初戦は、13―0で4回コールド勝ち。続く2回戦では、清水ケ丘ソフトボール(南区)の60代ベテランピッチャーがシャインズ打線を翻弄するも、3―3の同点で迎えた6回2死2塁の場面で6番ライト会田祐也選手がセンターオーバーのランニングホームランを放ち、サヨナラ勝ちした。
その後も、3回戦に4―2でオール樽町(港北区)を下すと、1部昇格がかかった準決勝では、先発・石川智祥投手が打撃に定評のある南本宿南友クラブ(旭区)の打線を封じ、2―0で快勝。優勝候補・品濃ファミリーズ(戸塚区)との決勝戦ではホームラン3本と、持ち前の強力打線が爆発。9―4と差をつけ、昨秋の2部昇格からわずか約半年で1部昇格を掴み取った。キャプテンの中島康博選手は「みんなで掴んだ優勝。とても嬉しい」と喜びをかみしめた。
甲子園経験者ら若手選手を補強
創部から50年の歴史を持つ同チーム。六角橋在住・在勤・在学など、20代から70代まで幅広い世代のプレイヤーが週1回、六角橋中学校を拠点に練習に励んでいる。
中島選手が入部した15年ほど前までは経験者が一人もいなかったが、この数年でインターハイや甲子園出場経験者、実業団野球部でプレーした選手が加入。3年前に初めて春季大会3部に出場した。
春季大会で1部優勝すると県大会への出場権が与えられる。中島選手は「1部はさらにレベルが違う。まずは次の秋季大会で1勝したい」と意欲を見せる。
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