児童や生徒が主体的に人との向き合い方を話し合う「横浜子ども会議」が8月末に中区の産業貿易ホールマリネリアで開かれ、市内の小中学校や高校、特別支援学校に通う子どもたち520人が議論を交わした。
2011年に滋賀県大津市でいじめを苦にした当時中学2年生の男子生徒が自殺したことを受け市教育委員会が主催し、3年前から始まった取り組み。今年度は「ネットとのかかわり」をテーマに7月から各区内で会議が催されてきた。
この日は区内会議での意見を踏まえながら、ネットを「安全で安心して人とつながるためのツール」として活用する上での方策を模索。案をまとめたポスターを用いながら世代を超えた議論を展開した。
5時間に及んだ会議の末、「メールの言葉づかいや表現に注意する」「大事なことは会って話す」「勉強や遊ぶ時間を確保する」といったネットを使う上での注意点などをまとめた。今後、参加した子どもたちは、議論の結果を各学校に持ち帰り、自ら話し合いの場をつくるという。
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