神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
神奈川区版 公開:2015年12月17日 エリアトップへ

反町交差点 1万8千球のイルミ点灯 地元町内会、企画から2カ月で

社会

公開:2015年12月17日

  • LINE
  • hatena
イルミネーションを企画した五十嵐会長(左)ら
イルミネーションを企画した五十嵐会長(左)ら

 国道1号線の反町交差点にそびえ立つ2本のケヤキが、イルミネーションできらめいている。企画したのは地元住民たち。「たんまちイルミネーションプロジェクト」と題し、12月31日まで毎日点灯する。

 反町第一町内会(五十嵐信行会長)の住人たちが企画したこのプロジェクトは、区役所や国土交通省に掛け合い、企画から2カ月という早さで実現。「あかりを灯して明るいまちづくりを推進したい」との思いで、国道沿いでひときわ存在感を放つケヤキ2本に電飾を施した。毎日午後4時から10時まで点灯しており、約12mの高さで1万8千球が輝いている。

地域振興や商業活性化を

 反町公園を含む反町1、2丁目が該当する同町内会では、ワンルームマンションの建設が相次ぎ若い世代の住人が増える一方で、そうした世代の多くは町内会活動に参加しておらず、防災の観点からも頭を悩ませているという。また、町内は飲食店が多く立ち並ぶ商業地域という一面を持つが、五十嵐会長は「横浜駅に近いこともあり、必ずしも強力な商店街にはなり得ていない」と町内会の現状を分析する。

 そこで、同町内会は回覧板とは別に「からわ版」を発行したり、飲食店とコラボしたイベントに取り組んできたが、今回新たなチャレンジとしてこのプロジェクトを企画。「電球1個あたり20円」という形で寄付も募り、12月12日現在で120人以上から寄付が集まっている。飲食店などにも募金箱を設置した。来年以降も続けていく方針で、企画に携わった山崎栄さんは「いつか反町公園まで灯したい」と夢を語る。

 12月1日の点灯式は他地区の町内会長からも好評で、通りかかった人が写真を撮る姿もあった。五十嵐会長は「イルミネーションを起爆剤に、『町ってこんなことしているんだ』と若者も参加してもらいたい」と期待を込めて語った。
 

神奈川区版のトップニュース最新6

謝金、倍額に引き上げ

特別支援教育支援員

謝金、倍額に引き上げ

ニーズ発掘し、人員確保へ

4月18日

デジタル端末貸与を実現

神奈川工業高定時制

デジタル端末貸与を実現

地元企業連携では全国初

4月18日

追突事故が増加中

神奈川警察署管内

追突事故が増加中

15日まで交通安全運動

4月11日

障害者診療「限界近い」

横浜市歯科保健医療センター

障害者診療「限界近い」

二次機関拡充求める声も

4月11日

公園すべて禁煙へ

横浜市

公園すべて禁煙へ

条例改正目指し、来春から

4月4日

体験コーナーを刷新

市民防災センター

体験コーナーを刷新

大和ハウス工業と連携

4月4日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月18日0:00更新

  • 2月29日0:00更新

  • 2月15日0:00更新

神奈川区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月24日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook