知的障害者が通う生活介護事業所「ナザレ工房」=神之木町=で1月23日、港南区のラーメン店「横浜鶏系 麺場 ちゃっちゃか」が店自慢のラーメンを利用者45人にふるまった。
これは、ナザレ工房の職員が「ちゃっちゃか」のスタッフと知人関係だったことがきっかけで実現したもの。当日は、8人のスタッフが朝8時から事業所の厨房で仕込みを始め、利用者らにできたてのラーメンを味わってもらおうと合計70食を用意。中には厨房の前を陣取って待ちきれない様子の利用者もおり、湯気が立つ熱々のラーメンを大喜びですすっていた。高木康副施設長は「普段の給食では熱々のラーメンが食べられないので、とても感謝しています」と話した。
「ちゃっちゃか」がこのような形でボランティアを行うのは、今回が初めて。永井丈晴専務は「(迷惑をかけないようにと)外食するのを遠慮する保護者の方も多いらしく、今回とても喜んでいただけたようです。ほかの福祉施設からも問い合わせが来ているので、ぜひ続けていきたいです」と意欲をみせている。
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