神奈川消防署(森田清署長)は2月8日、ごみ集積場で発生した火災に対して初期消火を行った久野久美子さん=桐畑在住=に感謝状を贈った。
火災があったのは1月23日午前1時ごろ。久野さんが台所で翌朝のごみ出し準備をしていたときに起こった。「台所の窓越しに、オレンジ色の灯りが見えたが、最初は車のランプか何かだと思った」。しかし、しばらく続いたため玄関を出て確認すると、約4m先にあるごみ集積場から炎があがっていた。そこで久野さんは台所から鍋で水を運んで消火し、119番通報。「発見したときは気が動転していて、消火器があることや玄関先に水道の蛇口があることも忘れて鍋に水を入れていた」と振り返る。
今回の一件以来、このごみ集積場を使う住人は、収集日以外にごみを置くことはなくなったという。久野さんは「収集が朝早いと前日に出してしまう人もいるけれど、危険が潜んでいると感じた」と話した。
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