神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
神奈川区版 公開:2016年3月31日 エリアトップへ

白楽駅周辺踏切3カ所 立体交差の候補に 廃止に向け検討へ

社会

公開:2016年3月31日

  • LINE
  • hatena
白楽駅前にある白楽一号踏切
白楽駅前にある白楽一号踏切

 横浜市は3月17日、安全対策を講じる踏切の対策内容についてとりまとめた「踏切安全対策実施計画」を公表した。この中で東横線白楽駅〜妙蓮寺駅周辺が連続立体交差候補区間として挙げられ、今後、踏切の廃止に向けた検討が進められる方針だ。

 横浜市は市内167カ所の踏切に対し、安全対策を計画的に進めるため策定した「踏切整備計画」を昨年4月に公表した。今回とりまとめた実施計画は、整備計画内にある、安全対策を進める踏切10カ所と連続立体交差候補5区間の対策について、今後の対策内容をまとめたものだ。

 抜本対策として踏切を廃止し、連続立体交差を整備する方向となった東横線白楽駅〜妙蓮寺駅周辺区間(3・1Km)には、11カ所の踏切が設置されている。このうち3カ所が神奈川区内にあり、白楽駅に隣接する白楽一号踏切はピーク時に1時間あたり40分以上閉まっている、いわゆる「開かずの踏切」。駅周辺には商店街や住宅が集中しており、踏切の混雑度を示す交通遮断量でも対象5区間のうち歩行者などの数値が最も高い。踏切を毎日利用している女性は「踏切の目の間にもスーパーがあって人通りが多い。立体交差になったら便利」と期待する。

時期は未定

 しかし、今回の計画では自動車の交通遮断量や沿線の状況など総合的に判断し、相鉄線鶴ケ峰駅周辺=旭区=を最優先区間として事業化の検討を進めることで決定した。市担当者は「(白楽駅周辺は)他と比べて小さい踏切が多く、立体交差になっているが高さが十分でない場所もある」と話し、時期は未定だが検討を進めるとしている。

神奈川区版のトップニュース最新6

4月から雇用率引上げ

障害者就労

4月から雇用率引上げ

市も企業啓発に注力

3月28日

清掃活動が100回目

反町駅前通り商店街

清掃活動が100回目

長年の社会貢献が節目

3月28日

住宅の脱炭素化へ本腰

横浜市

住宅の脱炭素化へ本腰

補助や新制度で普及後押し

3月21日

受賞翌日に子安小へ

プリツカー賞山本理顕さん

受賞翌日に子安小へ

自身の「作品」審査員に説明

3月21日

学生と食品ロス削減へ

区内企業

学生と食品ロス削減へ

横浜国大生と弁当考案

3月14日

避難所備蓄に不安も

災害時トイレ

避難所備蓄に不安も

携帯型、1日で尽きる恐れ

3月14日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 2月29日0:00更新

  • 2月15日0:00更新

  • 2月1日0:00更新

神奈川区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

神奈川区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年3月28日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook