春の全国交通安全運動の最終日となった4月15日、神奈川警察署(横田善信署長)はJXエネルギー(株)のイメージキャラクター「エネゴリくん」を1日署長に任命した。神奈川安全運転管理者会に所属する同社の社会貢献の一環として実現したもので、エネゴリくんは精力的に区内のキャンペーンに参加し、交通安全を呼びかけた。
事故現場を巡る交通安全バスツアー
区内の死亡事故は、今年に入ってゼロを更新している。昨年も同様だったが、春の交通安全キャンペーン後に、高齢者や二輪車などが関わる8件の死亡事故があった。
そこで神奈川署では年2回、高齢者を招いて区内の重傷事故発生現場を巡る「交通安全バスツアー」を実施している。9回目となったこの日は、19人のシルバーリーダーらが参加。横田署長は「死亡事故をゼロにするためには、皆さんの協力も必要。バスツアーで交通ルールを再確認してもらいたい」とあいさつした。
参加者は神奈川署交通課の案内で、区内の重傷事故発生現場を巡った。途中、共催する相鉄バス(株)横浜営業所に立ち寄り、エネゴリくんとともに神奈川交通安全協会の衝突実験や巻き込み実験、白バイ隊によるデモンストレーションなどを見学した。バス内では、振り込め詐欺対策として【1】留守番電話の活用【2】折り返し電話の徹底【3】他人に金を渡さない――の3ポイントも伝授された。
大規模キャンペーン
一行は関係団体とイオン東神奈川店前で集結。キャンペーンに駆け付けた二宮智美区長は、「一人ひとりの交通安全に対する意識向上が必要だ」と述べ、約100人の参加者とともに啓発チラシを配りながら、交通安全を訴えた。
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