乗客を救出する消防隊員ら
神奈川警察署は４月22日、電車内で爆発テロが発生した際の対応訓練をＪＲ東日本検車区内＝東神奈川＝で行った。
訓練は、伊勢志摩サミットや東京五輪開催を前に、テロ災害発生時の避難誘導などの流れを確認しようと、神奈川消防署やＪＲ東神奈川駅職員など総勢80人が参加。新子安駅から東神奈川駅向けて走行中の車内で不審物が爆発したという想定で、乗客の避難誘導や負傷者の救助、犯人の逮捕までを実践した。
ＪＲによると、同駅周辺の区間では通勤・通学時間帯の７時台で約３千人（乗車率２０８％）が利用しているという。警察消防両署長と東神奈川駅長はそれぞれ、「今後も相互に連携して訓練に取り組みたい」と口をそろえた。
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