中丸小学校地域防災拠点で5月14日、防災訓練が行われ、運営委員会(荘司一利委員長)をはじめ、児童や保護者、地域住民など約900人が参加した。
当日は、神奈川県東部で震度5強の地震が発生した想定で、児童を保護者が迎えに行くところから始まった。児童と保護者は校庭に移動し、地元消防団と消防署員の指導で消火器の取り扱いや起震車などを体験。家庭用のカセットコンロを使った炊き出し訓練も行い、荘司委員長は「家にあるもので何ができるのか、普段の生活から防災を考えてみてほしい」と話した。
授業に組み込み親子で備えを
学校の授業の一つとして防災訓練を行ったのは今回が初めて。起震車に乗った4年生の河村拓弥くんは「こんなに揺れたら家がぐちゃぐちゃになると思って怖かった」と振り返り、父の陽吉さんは「授業として保護者も参加するのはとても良い」と話した。山田尋道校長は「自助・共助・減災に結びつく訓練で備えていきたい」と意欲を示した。
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