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神奈川区版 公開:2016年6月2日 エリアトップへ

日本文化を体験できる講座を地区センターで開く 小西 歩さん 保土ケ谷区在住 37歳

公開:2016年6月2日

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着物広める冒険者

 ○…着付け師として12年のキャリアを持つ。周囲からは着物以外の日本文化にも詳しいと思われるが、「実は日本文化全体にとっつきにくさを感じている一人」と明かす。そんな中、それぞれ異なる日本文化のスキルを持つ仲間内で交流しようという話に。それが区民を広く募って講座を開くまでに発展したのが、今回企画した「みんなの日本文化教室『日本文化de国際交流』」だ。「国籍、年齢、性別問わず来てもらえたら」

 ○…男兄弟に挟まれて育ったゆえ、テレビゲーム機で遊ぶなど少年のような少女時代を過ごした。『ドラゴンボール』の影響で、大学では中国語を学ぶほどだった。着物との出会いは24歳の頃。アフター5に何かしようと近くの着付け教室に入会した。卒業間近に、スキルを生かそうと写真スタジオのアルバイトに応募。着付けを実践したが、「マネキンにしか着付けたことがなくて、初めて人にやってみたら全然できなかった」

 ○…Wワークを経験したのち、OLを辞め本格的に着付け師の道へ。帝国ホテルなどで技術を磨き、銀座のホステスの着付けも経験。妊娠で一線を退くも、出産後には長女を背負って復帰。「子連れでもできる」と、2年前に独立して『横浜出張着付けHARU』を始めた。最初の利用客は子どもの入学式の着付けを依頼してきた。「そのお子さんが娘の似顔絵を描いてくれたりしてとても嬉しかった」と懐かしむ。

 ○…つい先日まで西寺尾に住んでいたが、数年前に申し込んだ保土ケ谷のマンションが当選し、母、夫、娘と引っ越した。「あと3日は神奈川区の保育園に送り迎えしなきゃ」。3年ほど前に結婚した夫との出会いのきっかけは、冒険ゲーム『ドラゴンクエスト』。「夫はゲーム自体に夢中だが私はドラクエの世界観が好き」で、携帯の着信音と呼び出し音をテーマ曲に設定している。「着物は内面まで変える力がある」。着付け師の冒険は続く。

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