六角橋商店街でふとん店を営む神奈川区商店街連合会会長の石川清貴さん(64)が6月2日、272商店街が加盟する一般社団法人横浜市商店街総連合会の会長に就任した。本紙では石川会長に独占インタビューを行い、今後の抱負などを聞いた。
――まずは会長となった経緯と感想をお聞かせください。
「2002年に区連長となったのを機に、市商連の理事になりました。08年からは副会長、14年には専務理事を兼任して前会長をサポートしてきました。副会長と会長では役割が違います。関係団体へのあいさつ回りを行い、改めて付き合いの広さを実感しました」
――これまでに印象に残っている事業はありますか。
「一つ目は横浜市勤労者福祉共済(愛称:ハマふれんど)です。業務委託を受け、6年間にわたり事業運営に携わりました。二つ目は『ガチ!シリーズ』。11年から実施している販売促進キャンペーンで、商店街内で販売されているおいしいものを題材に、市民の人気投票を行っています。今年は第6弾『あげもの』です」
――六角橋は「商店街プロレス」の発祥の地として有名です。きっかけは。
「プロレスを題材にした映画のロケ地となったのが始まりです。六角橋は12回目。活動拠点を横浜に置く大日本プロレスさんとタッグを組み、今年は14商店街が実施する予定です」
――市内の商店街の取り巻く現状をどのように分析していますか。
「横浜市は広く一括りにできない難しさがあります。それぞれの地域の状況を把握し、できるだけ平等な施策を考えていきたいです」
――最後に今後の抱負を教えて下さい。
「対外的な交渉こそが、市商連会長の仕事だと思います。歴代会長の下で学んだ経験を生かし、これまで以上に行政と連携した商店街活性化事業を推進していきたいですね」
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