新子安地区連合自治会(伊東英紀会長)が6月29日、「地域安全座談会」を日産ウエルフェアー横浜で行い、約70人が地域防犯について学んだ。
防犯講話では、神奈川警察署生活安全課防犯係の渡辺伸吾係長が、区内における還付金詐欺の急増を報告。DVDなどを使いながら「お金の話が出たら詐欺だと思ってほしい」と訴え、「老後のための預金をだまし取られた。悔しくてたまらない」など、被害者の声を紹介した。
同地区防犯指導員の関口敬三さんと親交のある苺いちえさん(コミュニケーション・プランナー)も登場。「人は思い込みによってだまされる。過去の経験から自動修正し、疑いつつもお金を渡してしまう」とクイズを交えて振り込め詐欺を解説していた。
伊東会長は「安心に暮らすためには地域ぐるみの協力が必要だ」とし、防犯活動の継続を訴えた。
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