三ツ沢南町にある県立横浜翠嵐高校の科学部が12月18日、「体験!科学教室」を沢渡三ツ沢地域ケアプラザで行った。
当日は科学部の生徒11人が駆けつけ、24人の子どもたちをお出迎え。スズランテープを付けた風船を静電気で飛ばす「静電気くらげ」やCDを使った「ホバークラフトを作ろう」などの実験を披露し、小学生は目を輝かせながら食い入るように実験の様子を見つめていた。
最後に、サンタクロースに扮した生徒が手作りした葉脈のしおりなどをプレゼント。子どもたちは「楽しかった。また来たい」と、普段見られない実験に興奮した様子だった。
コミュ力向上に一役
14人の部員が所属する同高科学部は、毎年文化祭で活動発表しているが、今回のような実験教室を開く機会はこれまでなかった。そこで、実習指導員の滝澤俊美さんが「校外で発表することで地域と交流し、生徒に豊かな経験とコミュニケーション能力を伸ばす機会を作りたい」とケアプラザに話を持ちかけ実現した。
実験教室を終え、部長の川嶋拓也さん(2年)は「やってみて楽しかったし、子どもたちが盛り上がってくれたのが嬉しかった」と、初めての出前教室の成功に笑顔をみせていた。
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