神奈川消防署(森田清署長)はこのほど、2016年に神奈川区内で発生した火災件数を発表した。2015年に比べ9件減の42件となり、統計を取り始めた1948年の29件に次ぎ史上2番目に少ない件数だったという。
同署は、放火(疑い含む)による火災が前年比5件減少したことを要因に挙げており、「地域の皆さまが協力し、放火されにくい環境整備を実践していただいた結果といえる」と分析する。
放火による火災は、横浜市全体で昨年205件発生しており、前年に比べ31件増えている。
日頃から注意を
一方で、12月16日〜31日の間に5件の火災が発生。内訳は放火が3件、たばこの不始末が1件、こんろからの火災が1件だった。作業場に置かれた可燃物に放火したり、こんろに溜まった油脂に着火したことなどが原因で、同署は「日頃から汚れやすい部分を定期的に掃除したり、室内外を整理整頓することで防げたのでは」と話す。
寒さが増し、布団などが暖房器具に触れて火災につながるケースも増えるため、日頃から注意が必要だ。
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