公益財団法人紫雲会が運営する横浜病院(須藤武彦理事長)=神大寺=は3月27日、病院職員向けの保育施設「すくすく保育園」の開所式と内覧会を行った。企業主導型保育園の開業は区内で初めてとなる。
企業主導型保育事業はその名の通り企業がつくる保育所で、2016年に国が多様な働き方がある企業ニーズに対応するために設けた制度。国から保育所の運営費・整備費の助成金がでる。
横浜病院は病院のすぐ近くに保育園を開設することで、職員が安心して働けることや優秀な人材の継続雇用が望めることなどのメリットを考慮し、2016年6月に同事業を申請した。
9月に受理されると、同病院の選定したリフォーム会社が空き家だった建物を温かく明るいデザインに統一し、床暖房も整備するなど、保育園に適した環境へと変えた。そして、病院の職員用保育園の運営実績がある業者を保育運営会社に選定し開所した。
須藤武彦理事長は「企業主導型の保育園として先行して開園できたことが嬉しく思う」と語り、「子どもの笑い声に癒されながら、職員が安心して働いてくれれば」と話した。
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