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神奈川区版 公開:2017年6月15日 エリアトップへ

6月7日付けで神奈川区医師会の会長に就任した 藤江 武昭さん 二本榎在住 60歳

公開:2017年6月15日

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顔が見える地域医療を

 ○…神奈川区内で活動する約230人の医師を束ねる神奈川区医師会の会長にこのほど、就任した。反町にあるメディカルセンターの理事長も兼任。定期的に区民に向けて健康診断や予防接種のほか、介護保険の審査や地域ケアプラザの協力医なども行う。「地域住民との連携を第一に、在宅医療や災害時の医療対策、訪問看護ステーションの充実に力を入れていきたい」と意気込む。

 〇…斎藤分町に生まれた。祖父が病院を開業し、父も継いだ。子どもの頃から2人の背中を見て育ち、自らも医者を志す。近所の田んぼでザリガニ捕りに熱中したり、友だちと外を駆けた少年時代から一変、学生時代は聖マリアンナ医科大学に通い、国家試験に合格するために医師を目指す仲間と身を削った。「子どもの頃から医者になること以外考えていなかった」と当時を振り返る。

 〇…35歳で父から病院を受け継いだ。「どの患者さんにも優しく丁寧に接していた父の姿が心に残っている」。今では、患者とふれあう中で元気になっていく姿をみることが何よりのモチベーションだ。25年程前に区の医師会に入会。最近では副会長を6年務め、前会長と「地域に貢献したい」との思いで活動してきた。区内の高齢化が進むなかで在宅医療の推進は重要な課題だ。「地域の人と顔の見える関係を目指しいくことで災害時の医療対策にも繋がる」と前を見据えるが「会員の負担が大きくなることも避けなければ」と俯瞰する視点も大切にする。

 〇…子ども3人に恵まれた。子どもたちに触発され、自らも3年前からピアノを始めた。今ではカーペンターズなどの楽曲も弾いて楽しんでいる。アナログレコードでジャズを聴くのも休日の楽しみ。日々の疲れやストレスから解放される大切な時間だ。会長に就任したばかりだが、「地域貢献に向けて効率よく運営できる仕組みづくりに着手していきたい」と前を向く。

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