市政報告 市会議員団を代表して質問 自民党市会議員 小松範昭
平成29年度第3回定例会が9月8日に始まりました。私は自民党横浜市会議員団代表として、初日の本会議で、寿町健康福祉交流センター新設やいじめ問題、横浜市大の中期目標の変更など市政の重要課題32項目について、林文子市長と岡田優子教育長に質問しました。
寿地区の今後
昭和49年に開設された「寿町総合労働福祉会館」は、診療所や公衆浴場、娯楽施設なども備えた住民の生活に欠かせない施設でした。耐震性の課題などもあり建て替えることになりましたが、新しいコンセプトを持った施設を作ることは、横浜市が将来的な街づくりに対応していく姿勢を表したものであると評価できます。
これらを踏まえ、建て替えを契機とする寿地区の今後の方向性を質問しました。寿地区では高齢者が多くなっており、このような方々も安心して暮らしていける町になっていくことが重要です。寿地区における新たな街づくりの取組が、これからの横浜市の高齢化や依存症対策のモデルケースになることを期待しています。
いじめ根絶へ
横浜市いじめ問題対策連絡協議会等条例の一部改正は、「いじめ問題専門委員会」に「部会」を設置するためのものです。
いじめに関する調査は、様々な角度から行う必要があります。部会で調査をすることで迅速な対応が可能になるとしても、多角的な視点が失われてはいけません。部会の構成に十分配慮する必要があることを指摘し、未来を担う子どもたちがいきいきと学校生活を送れるよう、いじめの根絶に取り組んでもらうことを要望しました。
横浜市大データサイエンス学部
膨大なデータの中から意味のある情報を生み出す「データサイエンス」の領域は、今後ますます拡大すると考えられています。全国で2番目となる横浜市立大学の「データサイエンス学部」の新設には、大いに期待しているところです。社会のニーズにいち早く対応することは、市大の存在価値を高めるものと思います。ぜひこの分野のトップランナーとして教育・研究を推進してもらいたいです。
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