「第19回 神大フェスタ」の実行委員長を務める 中村 勇志(ゆうし)さん 神奈川大学3年 20歳
笑顔に満ちた学祭を
○…大学祭、神大フェスタの19代目の委員長を務める。テーマは「笑顔満祭」。「当日、誰もが自然と笑顔になれるような学園祭にしたい」との思いを込めた。昨年12月から準備を進め、17本のイベントを企画。「会場に集まるどの世代の方も楽しめるイベントを考えた」と胸を張り、「来場者や参加者、運営者の関わる全ての人を2日間で笑顔にしたい」と意気込む。
〇…東京都大田区に生まれた。「身体が丈夫になってほしい」と親の願いがあり、3歳の頃から高校卒業まで水泳を続けた。途中で膝を痛め、思うように泳げないなかでも「タイムを伸ばしたいと練習に励んだ仲間と一緒に努力することがとても楽しかった」。高校時には、文化祭の実行委員も経験した。「みんなで一つのことに熱中することが好きなんです」と笑顔を浮かべる。
〇…社会の基礎に通ずる法律を学びたいと法学部に進学。「はじめて六角橋を歩いたときに商店街のにぎやかさに驚いた」と入学時を振り返る。水泳から離れ、「高校の文化祭より規模が大きいなかで、企画をしてみたかった」と神大フェスタ実行委員会の門を叩いた。学祭を2回経験。「2日間やりきった後の後夜祭で達成感に満ちた先輩方の背中をみてかっこいいと思った」。リーダーとして「自分たちの代でも成功させたい」という気持ちが強くなり「気付いたら、委員長に立候補していた」と笑う。5つの部署をまとめるにあたり、「自分で行動に示さないと周りはついてこない」と自らの行動を律した。今は信頼関係から密に連携を取り合い、準備も順調だ。
〇…息抜きは体を動かすこと。筋トレに水泳など「リフレッシュすることで気持ちの整理ができる」と話す。委員会では、地域との交流も積極的に行っている。商店街の「ドッキリヤミ市場」のサポートはお手のもの。「仲間が嫌な顔一つせず、楽しんで取り組んでいるのは嬉しい」。いよいよ笑顔に満ちた2日間が始まる。
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