サッカーＪ２の横浜ＦＣは10月15日、今シーズンの目標に掲げていた「Ｊ１自動昇格」へ向け、成績不振を理由に中田仁司監督の解任を発表した。今後は暫定的に早川知伸コーチが指揮を執る。
中田氏は２０１５年に、クラブの強化育成テクニカルダイレクターに就任。その後、ミロシュ・ルス監督に代わり、同年９月から監督を務めた。昨季も開幕から再びルス監督が復帰したが、シーズン途中の退任を受け、中田氏が再登板していた。
中田体制でＪ１昇格を目標に掲げた今シーズン序盤、チームは好調を維持。一時は首位に立ったが、中盤戦以降、苦しい戦いがつづき、徐々に順位を落としていた。第37節を終えた時点で16勝９分12敗でＪ１昇格プレーオフ圏外の８位に転落していた。
中田氏はチームを通じて「今シーズン目標としてきたことが達成できず非常に残念。Ｊ１昇格に向けて残り試合、目標達成のために選手、スタッフみんなで頑張ってほしい」とコメントを発表した。
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