ミスター高橋の 連 載 「貯筋」の心得 ㉝筋トレに念力の効果
今回の見出しで言う念力とは、「こうありたい」と強く思い念じるという意味。筋トレに励む方々には、それぞれの目的があると思います。「ロコモ(運動器機能症候群)にはなりたくない」「我が子には寝たきりになった惨めな姿を見せたくない」「メタボから若き日のスレンダーな体型を取り戻したい」等々…。
我々『貯筋倶楽部』のトレーニング仕法は、指導員の先導に合わせて参加者全員が揃って同じ種目を行います。生ゴムチューブの引き戻しを負荷にした筋トレ法ですから、各自の体力に適した握り間隔の長さ調節は自由自在。手軽で無理なく行えることは確かなのですが、私は常々、会員さんにお願いしていることがあります。それは、毎時行っているトレーニング種目が「どの部位の筋肉を鍛えているかをよく理解し、気力を集中させてください」ということです。
人間だけが持つ精神的神秘には、理論・認識を超越した力が存在すると私は信じています。つまり、闇雲に運動動作を繰り返すだけではなく、一挙手一投足に念力を込めて行うのとでは効果に差がでること間違いありません。
皆さんは言霊(ことだま)の力を信じますか。いつも悲観的な言葉ばかりを口にする人と、常に前向きで楽観的な人とでは、自然と表情が違ってきますよね。
トレーニング時間一時間半の半ばに「chat・time」という15分間のおしゃべり時間を設けています。愚痴をこぼすことのない明るい会話で教室内には笑いが絶えません。平均年齢が70歳になる彼女らの合言葉は「100歳になっても、颯爽と六角橋を歩ける体力を維持しよう」です。
|
|
|
|
|
|
|
<PR>