宮前区役所 若手職員の視点で改善 サービス向上めざし、2期目も始動
宮前区役所では、若手職員の発想を窓口サービスの向上や業務改善に活かそうと、入庁2年目職員を中心とするワーキングチームが昨年度から立ち上がり、早くも成果を上げている。
このワーキングチームは、区役所全体のサービス向上につながる取組みの企画・立案を目的に、主に勤務2年目で30代前半までの若手職員22人が集まって昨年9月に設置された。目に見える部分を検討する1班と市民対応など目に見えない部分を検討する2班に分かれ、月2回、計16回の会議を重ね、先月25日には最終報告会を行った。
成果として、通路の壁に煩雑に貼られていたポスター類の掲示ルールの見直しのほか、区民からの問合せにスムーズに案内できるよう、業務内容をアイウエオ順に並べて担当課を検索できる職員用の「業務案内」を作成するなどした。
第2期となる今年度は22人のメンバーで結成。年度内で予定される区役所・出張所機能の再編も念頭に、さらなる区役所サービス向上をめざし、テーマの検討を始めている。リーダーの1人、小山内大輔さんは「自分たち若い職員にとって、良い経験になっている。サービス向上につながるアイデアをどんどん出していきたい」と、意欲を見せる。区民サービス部の松村洋一部長は「区役所職員としての意識や連帯感も育てていけたら」と期待している。
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4月26日
4月19日