神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
宮前区版 公開:2011年10月21日 エリアトップへ

宮前ガバナンス10月号 連載寄稿 ごみ処理場再編 市民協力あってこそ 川崎市議会議員 石田やすひろ

公開:2011年10月21日

  • LINE
  • hatena

 川崎市はごみの焼却施設を、現在の4処理センター体制から3処理センター体制にする方針を明らかにした。その理由の1つとして、これまでにごみの分別収集を推進してきた結果、排出量が減っている点にある。

 焼却量は、平成15年度の50万トンから平成22年度では41万トンまで減っている。当然、焼却施設もごみの排出量に併せて、再編する必要が出てきているのだ。

  先日の環境委員会で示された「今後のごみ焼却処理施設の整備方針」では、平成27年度から3処理体制を開始するとしている。橘処理センターを建替え、停止中は堤根、王禅寺、浮島の3処理センター体制で処理を行う。ただし年間ごみ焼却量を3つの施設で焼却可能な37万トン以下とすることが条件になる。整備方針によると20年後以降については、将来的に改めて検証を行うとしている。

  この再編の効果は、1サイクル40年で720億円の経費縮減額を達成する。CO2削減効果は年間3万6300トンになる。人員は60名程度の削減が可能だと説明した。行財政改革の視点からみれば、市民総ぐるみの成果といっていい。

  ごみの処理量が減れば、施設のダウンサイジングが可能となる。当然、財政効果と併せ、環境負荷の低減にもつながる。市民によるごみ再資源化への取組みが、行政のスリム化を加速させる。チャレンジ3R(リユース・リディユース・リサクル)の徹底を今一度確認し、ごみをなるべく排出しない社会を目指したい。
 

川崎市市議会議員 石田やすひろ

川崎市宮前区馬絹531-2

TEL:044-861-6870

http://www.ishidayasuhiro.com/

宮前区版の意見広告・議会報告最新6

災害に強い川崎へ!(上)

宮前ガバナンス4月号 連載寄稿

災害に強い川崎へ!(上)

〜かわさき強靱化計画〜川崎市議会議員 石田 やすひろ

4月19日

24年度予算、未来に向け推進

県政報告

24年度予算、未来に向け推進

県議会議員(自民党)持田文男

4月12日

菅生保育園敷地の将来的活用について

市政報告Vol.48

菅生保育園敷地の将来的活用について

川崎市議会議員 矢沢たかお

3月29日

一年間の議会活動を振り返る

市議会報告  あしたの川崎・日本維新の会川崎市議団

一年間の議会活動を振り返る

 高戸ともこ

3月29日

若年性認知症の支援体制の強化

一人によりそう。明日へつなぐ。 市政報告

若年性認知症の支援体制の強化

公明党川崎市議会議員団 田村しんいちろう

3月29日

「市民(あなた)の視点」で市政改革!!予算審査特別委員会での質問報告!

永代供養・合祀墓は4万円から

納骨にお困りの方「眞宗寺」の永代供養墓は後々の費用なし、生前申込・改葬代行

044-965-0965

<PR>

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月19日0:00更新

  • 4月5日0:00更新

  • 3月22日0:00更新

宮前区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

宮前区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月23日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook