宮前ガバナンス12月号 連載寄稿 被災地訪問 見えてきた復旧の歩み 川崎市議会議員 石田やすひろ
先日、仙台市を訪問し、地域の皆様からお預かりしていた浄財を、奧山恵美子仙台市長に手渡しました。
市長からは、川崎市職員の応援派遣など、これまでの協力に対しても、感謝の言葉がありました。また、災害対応について意見交換しました。今後の災害に強い川崎づくりの観点からも多いに参考になりました
会談終了後、市内の被災地に行きました。最初の場所は、深刻な被害のあった折立地区です。自然豊かで閑静な住宅地の斜面に位置しています。地震の揺れによる建物の損壊と、道路の歪みが酷かったところです。現在も、多くの家屋が傾き、危険な状況が続きます。津波被害のあった沿岸部同様、内陸部の状況も深刻なことに驚きました。
宮城野区と若林区の沿岸部では復旧に向けた歩みを見ました。津波による散乱物はほとんどみられず、整地されています。集められた瓦礫は分別され、山積みになっていました。3箇所の焼却施設を仮設し、急ピッチにごみの処理を行っていました。被災地を訪れて、復旧が一歩一歩、前進していることが分かりました。
仮設住宅の防寒等、まだまだ課題はあると聞きます。改めて川崎市や我々ができることを考えていかなければならないと感じました。
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3月22日