振り込め被害防ぐ ２銀行職員４人を表彰
山下署長から表彰を受けた４人
宮前署（山下繁夫署長）は13日、高齢女性を狙った振り込め詐欺被害を未然に防いだとして区内２銀行職員４人に感謝状を贈った。
表彰されたのは三菱東京ＵＦＪ銀行宮崎台支店の松島賢一さん、長島由貴さんと三井住友銀行宮崎台支店の中山健さん、高崎由希子さん。発表によると事案はいずれも11月28日に発生。市役所職員をかたって「医療費が還付される」など手口も似ており、同署では同一犯とみている。
三菱東京ＵＦＪの長島さんは「ちょうど支店内で注意喚起する回覧があり、似たケースだったのですぐに気づくことができた」と話し、三井住友の中山さんも「高齢のお客様に対しては、積極的に声掛けを行っており、それが活きた」と話すなど、両支店とも被害防止への意識の高さが功を奏した。
山下署長は「振り込め詐欺はすぐ身近で起きる犯罪。自分は大丈夫と過信せず、不審な電話にはくれぐれも注意してほしい」と話している。
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