『せいじのみかた』Q&A VOL. 31 県准看護養成補助金を平成28年度末まで延長し決着 神奈川県議会議員 飯田満(神奈川維新の会)
Q・神奈川県では、准看護師養成教育が終了されると聞きました。民間教育施設への補助金はどうなるのでしょうか。
A・神奈川県立衛生看護専門学校の准看護師学科は来年春の入学生をもって終了することが決まっています。一方、准看護師養成をおこなっている民間施設に対し、県は「看護教育のあり方検討会」の報告で「准看護師養成は早期に停止すべき」とした結論を受け、来春の入学生が卒業する平成26年度末を最後に補助金打切りの姿勢を見せていました。
しかし、准看養成を停止し、正看養成へと施設を変更するにも時間的猶予や施設修繕、増改築、それら諸経費等の問題が短期間で解決できないことから「県の結論は性急だ」との異論が議会や関係団体などから続出したのです。
そこで、県議会議長が仲裁し県医師会、黒岩知事らの会談で平成28年度末まで補助金を続ける方針で決着し、正看養成施設への移行を促しています。
そこで、川崎市は、川崎市医師会附属准看護学校の正看護養成への移管先施設として、川崎看護専門学校(高津区久本)とし、定員を増す方向で検討をしていることがわかりました。しかし、根本的な課題は、看護職員の不足です。看護職員の安定確保を図る為にも「看護教育の神奈川モデル」の構築が急務だと考えます。
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4月12日
4月5日