宮前区地域課題対応事業 45事業に7,086万円 協働による区づくり推進
区の特性や独自性を活かしながら活力あるまちづくりを目指す2013年度「宮前区地域課題対応事業」がこのほど決まった。安全・安心や地域福祉、こども支援など8つの基本政策を柱に45事業を区民協働で取り組む。
この地域課題対応事業とは、各区役所が主体となり区民参加と協働によって地域の抱える課題解決や地域特性を生かした事業に取り組んでいるもの。
宮前区では2013年度、「安全・安心まちづくり事業」「地域福祉・健康づくり事業」「総合的なこども支援事業」「環境まちづくり事業」「地域資源活用事業」「地域コミュニティ活性化推進事業」「区役所サービス向上事業」「地域課題対応その他事業」の8基本政策を柱に、独自事業、局との連携事業あわせて45事業を計画している。予算額は7086万4000円。
主な事業では「地域防災力の向上」として、地域防災リーダー育成を目的とした防災訓練の実施や地域の指定避難所周知のための簡易標識の整備、区地域防災連絡会議の推進ほか防災フェア、防災ニュースの発行などを行う。「魅力あるスポーツ推進事業」では、多くの区民がスポーツに親しめる環境づくりとして、菅生にある未利用の公益用地を活用した施設整備に取り組む。「子ども包括支援事業」では、こどもサポート南野川を拠点にいじめや不登校など問題を抱える子どもたちの居場所づくりや生活・学習支援と相談を行う。「地域交通環境整備事業」では、山坂が多く行政拠点と商業施設が分散する区の課題解決に向け、鷺沼駅と宮前区役所を結ぶ新バス路線の整備検討を進める。
石澤桂司区長は「課題対応事業は地域の皆さんの要望をふまえた事業。執行にあたっても区民の皆さんや関係機関と連携しながら進めていきたい」として、事業への理解と協力を呼びかけている。
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3月22日