市政報告 少人数学級の早期拡充を 川崎市議会議員 石川けんじ
少人数学級は「教員が一人ひとりの学習状況を把握しやすい」「個別の指導を効果的に行うことができる」など、市の教育委員会もその効果を認めています。現在、国が小学1、2年生で35人学級を実施し、県も研究指定校に対して教員の加配を行う事で、他の学年での少人数学級の実施を促しています。市内の実施状況は、2013年度、小学3年生で35人以下学級を実施した小学校は23校、未実施は18校、宮前区では、有馬小学校が未実施となっています(その他は対策を打たなくても35人以下)。
本来は、国が少人数学級の実施を拡大すべきですが、財務省は「少人数学級の効果は明らかでない」と1、2年生以外に広げる方針を見送りました。少人数学級は、学力の向上だけでなく、「生活面での適正指導にも効果がある」と教育委員会も述べているように、子どもにきめ細かく対応する条件もつくり出します。いじめによる痛ましい自殺が起きた大津市のある滋賀県では、新年度、中学3年生までの少人数学級を実施します。日本共産党川崎市議団では、国での実施を目指して運動するとともに、新年度の予算組み替え案では、小学校3年生までと中学校1年生への少人数学級の実施にかかる経費を約1億9千万円と試算し、市独自でも実施するよう求めました。
日本共産党川崎市議会議員(宮前区) 石川けんじ
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4月26日
4月19日