区内育児グループとサロン 初の合同交流会 地域での孤立化防ぐねらい
区内の子育てグループメンバーと、地域の各施設などにある育児サロン利用者らを集めた交流会が24日、宮前区役所で開かれた。合同での実施は今回が初。両者のつながりを作ることで、育児に励むママたちが地域で孤立せずに楽しく子育てできる環境づくりが狙い。
この交流会を主催したのは、区内の子育て関係機関や団体、ボランティア、子育てグループなどでつくられる宮前区子育て支援関係者連絡会(こしれん)。市内で最も子育て世代の構成比が多い宮前区には現在、約20の地域子育てグループがあり、交流や情報交換も活発だ。区内に8施設ある地域子育て支援センターの親子交流サロンや赤ちゃん広場も多くの利用がある。こしれんメンバーの目代由美子さんは「サロンを利用するのは0歳から1、2歳の乳幼児とママが中心。幼児から学童期が中心の子育てグループの活動を知ってもらうことで、地域での孤立化を防ぎ、子育てを楽しんでもらえたら」と交流会のねらいを説明する。当日は約60人が参加。地区別に分かれて、自己紹介のほか地域の子育てグループの活動内容を熱心に聞き入る姿が見られた。参加者の一人は「転入当初は近くに友達もいなくて育児がつらかったが、サロンで同じような悩みをもつママとも出会えて気持ちが楽になった。子育てグループにも参加してみたい」と話していた。
こしれんでは参加者からのアンケート結果なども踏まえて今後年1、2回合同交流会を実施していく考え。目代さんは「情報発信に力を入れて、地域で孤独になりがちな子育てママさんたちを支援していきたい」と話している。
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