北高陸上女子 友情バトン全国へ ８月、インターハイ出場
左から森美緒さん、松尾佳奈さん、姫井菜々子さん、土屋美乃里さん
区内有馬の県立川崎北高校（小林和幸校長）陸上部女子が６月14日から17日まで埼玉県熊谷市で行われた関東高校陸上競技大会の４×１００メートルで６位に入り、８月に大分県で行われるインターハイへの出場権を獲得した。
出場は３年連続。メンバーは土屋美乃里さん（３年）、松尾佳奈さん（同）、姫井菜々子さん（同）、森美緒さん（２年）。女子部員は９人で、今大会に向けて冬場から基礎体力アップや坂道ダッシュなどで瞬発力を強化してきたことが実った。校庭にトラックがないハンデは、トレーニングの工夫とチームワークでのりきった。副キャプテンの松尾さんは「決まった瞬間はホッとした。部員みんなに全国の舞台で走るチャンスをつくれてよかった」と話す。
昨年のインターハイでは準決勝敗退。「今年こそは決勝進出を」とチーム一丸で挑む。顧問の轡田（くつわだ）寛教諭は「怪我で走れない選手や、メンバーに選ばれなかった選手がよくサポートするいいチーム。昨年より確実に層が厚くなり、力をつけた」と期待を示した。
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