川崎市内の商店街で起業を予定している人向けのセミナー「商人(あきんど)デビュー塾」を開いている市と川崎市男女共同参画センターは6月29日、市内で営業している店舗を巡るツアーを実施した。
参加したのは、セミナー受講者のうち約10人。高津区の梶が谷駅周辺に店舗を構えるサービス業、物販店、カフェの3店を見学し、店舗経営者から起業や経営に関するノウハウを学んだ。
今年「カフェカリヨンフィーカ」をオープンさせた平松あずささんは、資金繰りの苦労や協力してくれる人のおかげで経営が出来ている話などを披露した。参加者からは「大変な中、前向きに進む姿に感銘を受けた」「内装に凝っていて、通いたくなるカフェ作りをしている」「現実的な話が聞けて参考になった」などの声が上がった。
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