若手スイマーの登竜門として知られる全国JOCジュニアオリンピックカップ夏季水泳競技大会で、サギヌマスイミングクラブからエントリーした末永亨馬さん(12)がバタフライ50m、100mで2冠を果たした。
同大会は、世界で活躍する水泳選手を数多く輩出した日本水泳連盟主催の全国トップレベルの大会。10歳以下、11歳〜12歳、13歳〜14歳、15歳〜16歳、18歳以下チャンピオンシップの区分で、基準タイムをクリアした全国の強豪が集まる。
36回を数える今回は東京辰巳国際水泳場で、30日まで開かれた。
末永さんは11歳〜12歳のバタフライ50m、100m、自由形50mに出場。2冠を獲得したバタフライでは長所である水を効率的に捉える技術を活かし力泳。決勝では白熱したレースとなり、50m、100mともコンマ数秒の僅差で競り勝った。タイムは50mでは27 秒52、100mでは1分00秒27。ともに自己ベストだった。
自由形は残念な結果に終わったが末永さんは「2年後はすべての出場種目で金メダルを」と次の目標を見据えている。担当の横山俊介コーチは「これから体も心も成長するのでまだまだ伸びる」と期待している。
なお、同クラブから10歳以下の背泳ぎ50mに出場した吉田大輝さん(10)が7位入賞した。
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