宮前ガバナンス9月号 連載寄稿 等々力緑地 機能強化に向け整備が進行中 川崎市議会議員 石田やすひろ
川崎市の広域避難所であり、緑の拠点として、またJリーグ川崎フロンターレのホームスタジアムがある中原区の等々力緑地が、利便の向上、機能の強化のための再編整備が進められています。
川崎フロンターレのホームスタジアムである等々力陸上競技場は現在の位置で整備が進められます。収容人員を現在の2万5千人から3万5千人ほどに拡大する予定で、第1期整備としてメインスタンドの収容人員を3400人から1万人程度に拡大する工事を平成24年度に着手、平成27年のJリーグ開幕までに完成させる予定です。また、メインスタンドの完成に合わせてホームサポーターから見やすい位置に新たな大型映像装置を設置、スタンドに訪れたサポーターを熱くさせてくれます。サイド・バックスタンドの改築は第2期整備で行う計画です。
施設は、試合のない時には、大規模な会議や展示会など多目的に利用できるコンベンション機能を備えています。また、カフェや物産展示・情報発信スペースを設け、ファンならずとも広く市民が活用できる機能を備えていく計画です。
防災機能としては、陸上競技場に備蓄倉庫やヘリポート、災害対応トイレなどを整備し、市の拠点としての備えを充実させていく予定です。
市民がつどい、快適に過ごし、有事の際は頼れる、そんな総合公園としての機能が発揮できるよう、議論に臨んでまいります。
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3月22日