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聖マリアンナ医科大学病院 看護専門相談員に聞く 第9回 糖尿病、冬に気をつけたいポイント
聖マリアンナ医科大学病院(区内菅生)で外来相談を担当する看護師に聞いていく。今月は糖尿病フットケアについて。
年間200件以上の相談があるというフットケア外来。「冬は低温熱傷に気をつけてほしい」と話す認定看護師の若月江利子さん。低温熱傷(やけど)は湯たんぽやコタツ、ホッカイロ、あんか、電気毛布などの暖を取るアイテムを使用するときに起こりやすいという。「睡眠時、気がつかないうちに足に触れて低温熱傷を起こす方が多いです」。合併症による足のしびれや視力障害があると足に異変が起きても気がつかないことが多い。放っておくと潰瘍になり医療処置が必要になることも。「湯たんぽやあんかは就寝前に布団に入れて寝る時は出す、暖房器具を使う代わりに衣類や掛物で調節するなど工夫しましょう。万が一熱傷をおこしてしまったら自己判断せず受診してください」
また、年末年始はおせち料理やお酒と血糖値が高くなる食べ物が多くなる。「普段と違った食生活になることが多くなります。皆でおもいっきり楽しんだあとは普段の食生活に戻せるよう調整していきましょう」
同院では他にも療養生活に対する看護相談も行っている。「一人で悩まずに気軽にご相談を」
■糖尿病フットケア外来――足病変予防に向けた処置・日常生活指導。毎週(水)・(木)午後2時〜5時。
■糖尿病看護相談――療養生活への不安や悩みの解消。不定期。
ともに対象は外来患者。要予約、保険診療。詳細は聖マリアンナ医科大学病院【電話】044・977・8111(代表)まで。
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4月19日
4月12日