宮前消防署(並木努署長)は11日、台風や集中豪雨、土砂災害に備え、関係機関との連携強化を図るため水防訓練を消防総合訓練場(区内犬蔵)で行った。訓練には消防署のほか、国交省京浜河川事務所、区役所道路公園センター、消防団の4防災機関から約120人が訓練に参加。
また「市民の参加」を目的に行われた今回の訓練には一般市民、区内自治会、地元幼稚園園児及び保護者、消防ボランティアなど、およそ300人も参加。道路公園センター職員から、家庭でできる簡易水防の方法の指導を受け、降雨体験車や地震体験車、水圧体験装置などを通して水害の怖さを学んでいた。
消防署と消防団による想定訓練は、土砂崩れによって押し流された建物内に逃げ場を失った居住者が1名いるという想定のもと、ロープを使い建物内に取り残された人の救助を行った。
消防署の石井重和副署長は「今年は市民の参加もあり、多くの方に水害の怖さを知ってもらった。万が一に備えてほしい」と話した。
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