『せいじのみかた』Q&AVOL.49 企画・制作/結いの党・日本維新の会 障害者、健常者が共に学ぶ教育の実現 神奈川県議会議員 飯田満(結いの党・日本維新の会)
Q 日本も「障害者権利条約」を批准しましたが神奈川県の取組みについて教えてください。(30代女性)
A 平成18年「インクルーシブ教育の推進」が盛り込まれた条約が国連で採択され、我が国も障害者基本法を改正し、批准に向けた準備をおこなってきました。
「インクルーシブ教育」とは、障害のある児童生徒と障害のない児童生徒が共に教育を受ける共生社会の実現に向けた考え方です。
神奈川県では、条約に先駆けて昭和59年から「共に学び共に育つ」として『同一空間(教室)・同一時間・同一内容』で学ぶ事を基本とした方針が示され実践してきています。
しかし、県立高校におけるインクルーシブ教育は、教職員の専門性や教室教材などの環境整備や入学者選抜の課題、即ち合理的配慮に欠いている部分が課題として多く積み残っています。
そんな中、国の補助事業として県立高校2校で研究推進事業が3年間の日程で進める補正予算案を県議会で成立させました。
私が議会で特に主張した事は、インクルーシブ教育は、障害者だけに係る取組みではなく、障害者に対する差別、偏見なく、個性を尊重できる「健常者」を教育すること。と申し上げて
きました。県民一丸で取組む課題だと考えています。
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4月19日
4月12日